デンマークだより その6
2019年 10月 08日
サモア戦!
燃えましたねぇ
ちょっとうるっときました。
ラグビー、素晴らしいスポーツです。
さて、本当にこんな感じで大丈夫なのか?と我にかえると不安になりそうなデンマークだよりですが、わたし自身の記録のためにも書き続けておこうと思います。
トゥベステッド後半は近隣の作家さんたちのところへ。
これがどの方のところも衝撃的でした。
すてきすぎて。
1軒目は陶器の作家さんの工房とギャラリー
どうやらこちらは琥珀がとれるらしくて
あちこちに琥珀の作品が。
ほんとはこれ、欲しかったなぁ。
なんとヒオウギ。
ここでも会えるなんて。
オレンジの、すこし線の細いヒオウギでした。
ヒナタノオト、本間さんとふたりで写真を撮って感動。
古い漁師さんの家だったところを保存してリフォームして陶芸の作家さんが使いつつ、ギャラリーには他の方の作品を置いているそう
建物がとにかくすてきで、こんな工房なら毎日気持ちよく作業できると
作家たちはみんな口々に 笑
そうそう、
あちこちに普通にキャンドルを灯していたのが印象的。
いろいろ心配してしまうけどこちらの人たちはあんまり平気みたい。
ここでは蜂蜜の入ったお酒を。
甘くて美味しくて、ふわぁっとするけどついつい飲んでしまえる危ないお酒。
買ってくればよかったなぁ。
次に訪れたのも陶器の方。
ここはみんなが憧れる衝撃。
車は古ーいFIAT
これが超カッコよかった!!!
広い敷地の中に納屋のような建物
もうお話の世界みたい。
途中からわたしは
「ここに住んでるつもり」ごっこ。
ひとり心の中でここに住んでる気分。
ほんとに暮らしたくなる場所でした。
裏には森があってちょっとだけ入っていくとどこかで動物の動く音が。
カサカサ。
ほんとに絵本の世界のような場所、束の間の現実から放たれた空間でした。
次に行ったのはこれまた陶器の作家さんが営むカフェ
ここが、わたしがこの旅でいつかまた行きたいと思った場所のひとつ。
彼女の作品もすてきだけれど
作っている空間と植物がすき
ケーキはすべて彼女の手作りなんだけど
とってもとっても美味しかった!
しかも、器の中のクリーム、サワークリームなんだと思うけれどこれをつけてケーキを食べます。
テーブルのみんなで使う分なんだけど
わたしのところはあんまりみんな使わなくて
ほとんど一人で使っちゃった
そしてじつはまだ食べたかった…
できることなら持ち帰りたいほど。
なのでもう一度行きたい。
今すぐほんとは食べたい。
食べたいーっ。
ふだん、食べたもののこととかあんまり覚えていなくて
「死ぬ前にもう一度食べたいもの」なんてわたしは思いつかない方なんだけど
ここのケーキとサワークリームは忘れられない味でした。
どこでもドア、あったらなぁ。
これが気になって仕方ない
ちょっと欲しかった
彼女に「わたしはあれがとてもすき」
とだけ伝えてみました
嬉しそうに笑っていたなぁ
デンマークと北海道はとても似ていて
植物も同じのがたくさんあったけれど
この感じの草はこっちではあんまり見かけない。
黄金色の垂れ下がる穂。
いいなぁ。
あちこちに出かけるわたしたちを乗せてマイクロバスを運転してくれたのがこの女性。
わたしはこのひとがすごく好きでした。
かなりお年のようだったけど
タフでかっこよくて、それでいて運転がとっても優しい。
普段は高齢者やハンディキャップのある方を乗せて運転しているのだとか。
安心して移動できていたし、話し方や声が
ターシャに似ていました。
ターシャ・テューダ。
お顔もすこし似ている気がして、服装や雰囲気こそ違うのだけど似てるなぁと思いながら眺めた横顔。
この日、トゥベステッド最期の夜
マリアンネさんとネルスさんご夫婦のお家に夕飯にお呼ばれしました。
その様子はまた明日。
旅の写真をこうして振り返って
楽しかったなぁ
満たされたなぁと
ほんとにしみじみ
心の中にこれがあることが
しあわせだなぁと思います。
さてさて、まだまだ続くけれど
お付き合いくださってほんとにありがとうございます。
お好きなときにさらっと読んでお楽しみいただけると嬉しいです。
ではまた明日〜
by nuitori
| 2019-10-08 01:26
| デンマーク
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